Aolab News
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主な研究テーマ
Human Sensing我々は,"Human Sensing"を,"人間"を観測対象として,画像センシング技術により,定量的情報(形状,寸法,動作)や定性的情報(感性,感情)等,人間を包含する様々なシステム構築において有効な情報を獲得するためのセンシング技術及び応用システムとして位置づけています.ここでの主な課題は,個人差や曖昧さを持つ人間を相手に,画像情報から得られる特徴と,人に関する事前知識モデルを活用しながら,如何にロバストに必要とされる情報を獲得するかにあります.困難な課題ですが,個人差にも柔軟に対応しながら,個人の特性も積極的に抽出,表現できるような"Human Sensing"技術の確立を目指し,様々な研究を展開しています.応用先は,セキュリティ,医療,ヘルスケア,エンターテイメント,自動車,アパレル等,多岐に渡ります. |
Medical & Security Systems医療現場においては,様々な理工学技術が導入され,日々の診断,治療に役立てられています.その中でも医用画像処理を中心とした画像処理技術は,特に欠かせない存在になっています.我々は,画像を用いることの最大の利点は,非接触,無侵襲に患者の状態を把握することができる点にあると考え,様々な診断,スクリーニングを画像センシング技術の導入により支援することを目的として研究を進めています.身体の微小な動きを検出するFG3次元視覚センサの医療応用として,呼吸状態の不安定な赤ちゃんの呼吸状態をモニタリングするシステム,高齢化と共に低下するモノを飲み込む能力の低下度合いを評価する,摂食嚥下機能評価システム等の研究開発を行っています.また,ガレキの下に埋もれている要救助者のバイタルサイン(呼吸)を,レーダ,信号処理,画像技術により発見するレスキューレーダの研究も推進しています. |
ITS & 空間情報システムにおける画像センシング近年,自動車にはカメラ,レーダなど,様々なセンサが搭載され,外界の環境認識やドライバの状態認識による安全運転支援システムが実用化されつつあります.我々は,車載カメラ映像から安全運転を支援するために有益な情報を抽出する画像認識技術の研究に取り組んでいます.しかし,画像認識性能の向上は著しいものの,運転中の自動車を取り巻く環境は時々刻々と,ダイナミックに変化しており,その中で100%の認識率を達成するのは不可能です.そこで,高度な地図情報に埋め込まれた付加情報や位置情報をデータベースとして併用しながら,画像認識性能を補間し,画像センシングだけでは困難なサービスの実現を目指しています.また,それに活用可能な次世代ナビゲーションマップ生成のための画像認識技術についても研究しています.処理対象は,車載カメラ映像だけでなく,より広域な空間情報を獲得するための航空画像,衛星画像にも及んでいます. |
精密画像計測システム近年,高輝度X線やレーザ,可視光外光源を用いた撮像システムにより,これまで取得することが困難であった生物や物質に関する情報,物理現象の画像化が可能になりました.しかし,ただ可視化するだけでなく,そこから対象の性質,現象を的確に把握するための定量的な情報の獲得が必要となります.これらの画像には,多くのノイズが含まれることが多いため,その中で必要な情報のみを抽出するにはロバストな画像処理アルゴリズムが必要不可欠です.我々は,生物の細胞,神経レベル,物質内部状態のナノオーダーでの画像解析など,従来,目視により行われていた定量化処理を,ロバストな画像センシング技術によって自動化することを目的に研究を進めています.生物や物質の物理化学的性質を探究する研究者と連携し,従来では得られなかった多くの有意な情報を画像から抽出,解析することで,生物,物質の本質を知ることに役立てています. |
